豊かな食、ものづくりの伝統・技術が息づく地域
丹後地域の産業分類別の就業比率は、第1次産業8%、第2次産業29%、第3次産業63%(平成27年4月現在)となっていますが、基幹産業である農林水産業、織物業、機械金属業など、第1次産業、第2次産業の比率が、他地域よりも高くなっています。
こうした中で、これまでに何度も特A評価を受けている丹後産コシヒカリやブランド京野菜、間人ガニや伊根ブリなど丹後地域ならではの食に加え、茶、丹後とり貝、丹後ぐじ、イワガキなど新たな農産物、水産物の生産等が始まるなど、「丹後・食の王国」と呼ぶのにふさわしい豊かな食に恵まれています。
また、丹後地域のものづくり産業として根付く織物業や機械金属業は、生活スタイルの変化や厳しい経済状況の中でも脈々と受け継がれており、こうした高い技術力をいかした世界に通じる新商品開発や試作品製造など、多品種少量生産の時代の流れに対応できる「オンリーワン企業」の育成が図られています。